不安と生きるか
理想に死ぬか外国の文明を学ぼうと、死罪を覚悟で黒船に乗り込もうとした。
幽閉の処分となると、小さな塾を開いて、高杉晋作や伊藤博文など、後の大臣や大学創設者になる面々を育てた。
誰よりも遠くを見据えながら、幕末を熱く駆け抜けた天才思想家・吉田松陰。彼の「心」「志」「士」「友」「知」「死」日本史上、最も熱くてリアルな人生哲学が世代を超えて心に響く、強くてやさしい言葉でよみがえる。
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■タイトルに震える
このサブタイトルにある通り、
[box class=”pink_box” title=””]不安にと生きるか。理想に死ぬか。[/box]このフレーズはホントに興奮を覚えました。
この書籍を買った当初は、独立を考えていたころだと思います。
吉田松陰は名前だけは知っていましたが、明治維新の第一歩を切り開き、
25歳で戦略家として西洋に挑戦し、30歳という若さでその生を終えます。
僕が感じたのは、この人は、常に信念とビジョンをもち、感情のまま、考えるがままうごいたことです。その30年はとてつもなく深く、濃いものだったのでしょう。
小節で区切られていてとても読みやすく、まさに魂に届くようなフレーズが多いです。
自分の人生に迷っている人、弱い自分を変えたい人、勇気がほしい人にぴったりな一冊だと思います。