こんにちは!よっしー2.0です。
今日は「 うつになりやすい人の特徴」についてです。
僕自身がうつという病気を経験して、過去の自分を振りかえり、
特徴と傾向を解説したいと思います。
もし、当てはまる項目があれば、対策を参考にしていただければと思います。
参考書籍はこちら
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■責任感、正義感がつよすぎる
うつの一番の原因はこれかなと思います。
・責任感→任せられたこと、頼まれたことを断れない。達成しないと人から嫌われると思うのが原因。 ・正義感→自分は絶対に悪にならないという価値観と反面、他人を悪としてみてしまう。
これは僕がかなり強い傾向がありました。
男の子であれば、幼いころ、仮面ライダーや、○○レンジャーなど、
ヒーローものを見てきた方は多いと思います。
ストーリーは悪から弱きを守ることがテーマです。
その影響が強すぎて、自分はヒーローになれると勘違いして、
正義感の塊のようになってしまうのが特徴です。
また、責任感については、自分を卑下して見られたくないため、
頼まれたことなどをまじめに受け取る傾向があります。
■完璧主義
言葉通り、完璧にものごとが進まないと納得がいかないタイプです。
僕は、常にそうだったわけではないですが、
こだわりのものや、なにかやろうと思うとすぐにそれを完璧にしないと
気が済まない気質でした。
ものごとに完璧というのは存在しません。
完璧ではなく、「完了」を目指しましょう。

完璧はあくまで自己満足の世界でしかなく、
すべての人にとって、完璧というものはありません。
■他人に対しての過剰な価値観
これは、別の言い方をすると「暗黙の契約」になります。
「私は、あなたのために○○を行う。だからあなたも私のために○○を行うものとする。
ただし、お互いにこの契約の存在に気付いてないかのごとく振る舞うこと」
このような内容になります。
分かりやすくいうと、
「僕が好きだから、あなたも好きだ」
という契約です。
人の人への想いは契約できませんし、不変ではありません。
自分はこうだから、あなたもこうするべき。という思考は非常に危険で、
その後の関係性を壊しかねません。

自分がそう思うからといって、人をどう思うかをコントロールすることはできません。
参考書籍でも、強く謳っているので、気を付けてください。
■人の気持ちを先回りする
HSP(ハイリ―センシティブパーソン)=敏感な人です。
自分の感情にも、相手の感情にも先回りして考えてしまいます。
起こっていない現実に対して、勝手な想像でストーリーが進んでしまいます。
例えば、
・仕事を依頼された
↓
・断った
↓
・何も言われてないのに、嫌われていないか気にする
といった感じで、ネガティブなほうへ妄想が膨らんでしまい、
先回りしてしまいます。
現実に起きていないことをネガティブに妄想することは意味がないことですので、
現実に思考を切り替えるようにしましょう。
■隠ぺいの達人
完璧主義や、責任感が強いと自分のミスを隠したがります。

これは、自分が完璧な存在であることの証明をするため、
マイナスな要素を消すことにあります。
そして、今のままでは嫌われてしまうという恐れがあります。
いわゆる、ありのままの自分を認められていない場合に
起きている行動なので、ミスしない人はいないし、失敗しないと
いうことはありえないので、現実を受け入れ、
まずは自分を認めてあげましょう。
■世界が白黒に見える
見えるというよりはそう見てしまう傾向があります。
ものごとを0か100かでしか判断できず、
人さえも好きか嫌いで判断します。
それは、過剰な価値観と似ていて、
自分さえも善か悪かで判断します。
世の中は白黒ではなく、透明です。

ものごとそれぞれに自分なりの色を付けていく感覚で
多種多様に受け入れることが大事です。
■理想が高すぎる
完璧主義と似ています。
理想が高すぎると、自分にも相手にも
完璧を求めます。完璧を求めすぎるとその分、犠牲になることも増えます。
なんでも完璧ではなく、自分の大切なことだけに集中するようにしましょう。
以前の記事でも紹介しているので、ご覧ください。
[kanren postid=”335″]■現代はうつになる要素が多い
以下、うつになる要素です。
・SNSによる自己承認の低下
・長時間労働の常態化
・時代への変化の加速
おおきな要因として、自己承認ができなくなることによって、
人は心のバランスを崩してしまいます。

仕事と家庭のバランス、テクノロジーの発展により、
コミュニケーションのあり方、情報取得の変化で、
更に個人個人での心の管理が難しくなる傾向あると思います。
■防ごうと思って防げるものではない
僕の経験から、うつは防ごうと思って防げるものではないと思います。
それは、がんになるのを防ぐと同じで、自分で操作できることではないことです。
しかし、予防や普段からのメンタルの持ち方で変えることはできると思います。
今日は、うつの発症要因について説明しましたが、次回、具体的なそれぞれの
解決法をお伝えしたいと思います。
今日は、「うつになりやすい人の特徴」についてでした。
では!